バスケットとサッカー上達比較研究所

一級建築士であり、少年サッカーのコーチである管理人のRIKISEIがバスケットとサッカーの比較を中心に上達に関して言及していきます!

サッカーにはない、8秒ルール 

サッカーでは、自陣でボールをまわして

場合によっては時間稼ぎをすることもあります。

 

相手が時間がなくて

あせってボールをとりにきたときに、

守りが薄くなった相手陣地に

長い縦パスをいれて

一気に攻め込むといった

攻め方もあります。

 

ということで、

サッカーをしていると

このバスケットボールの8秒ルールというのは

考えられないルールですが、

実際に、

バスケットボールには

8秒ルールというものがあり、

自陣であるバックコートから

相手陣地であるフロントコートに

ボールを自分たちのものにしてから

8秒以内に運ばなければならない

のです。

 

より攻撃的にならざるを得ないルールです。

 

相手をおびき出してから

攻め入るといった手法はないようです。

 

そもそも、バスケットボールは

ゴール数がおおいので、

相手をおびき出してとか、

時間稼ぎをしてといった発想があまり

ないのかもしれません。

 

とにかく、8秒以内に

相手陣内にボールをはこばなければならない。

 

このルールを逆手にとると

ゾーンディフェンスで

遠くにパスができないように

相手に強いプレッシャーを数人で

かければ、8秒間バックコートで

うろうろしなければならない状況をつくり

だせるのかもしれません。

 

それが、ゾーンディフェンス禁止といった

バスケットボールのルールへと

つながっているのでしょう。

 

 

 

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なんと、5秒ルールもある

サッカーをしてると、

キーパーの保持時間を6秒とする

といったルールがあるのですが、

サッカーだけをみれば、秒数があるのは

そのキーパーの保持時間程度だと思います。

 

しか~し、

バスケットボールでは

なんと、3秒ルールにつづき

5秒ルールも存在するのです。

 

スローインでパスをだすのに

5秒以上かかったり、

相手チームから厳しいマークをうけたときに

5秒以上パスをだせないと、

バイオレーション

となり、相手チームのボールとなって

しまうのです。

 

え~!!!!

 

ですね。

すこし、ゾーンディフェンスが

禁止される素地を理解しました。

 

ディフェンスに囲まれてボールを

だせないと、バイオレーションに

なってしまうのです。

 

つまり、あの狭いコートの中で

数人に囲まれてしまって

ボールをパスできないと、

相手チームのボールとなってしまうのです。

 

このあたりに、

バスケットボールの

ゾーンディフェンス禁止という

ことの源流がありそうです。

 

 

金田伸夫の上達の道標 古武術バスケ ~得点力が飛躍的に変化する!オフェンスの章~ [KN0001]

バスケットのゾーンディフェンスをサッカーと比べる前にルールを知らなくては!!

バスケットボールにおける

ゾーンディフェンス禁止って

それはないのではないかと考えましたが、

いろいろ調べていくと

サッカーとは違う部分もあるようです。」

 

ということで、

今日は、バスケットのルールを

学びなおしたいと思います。

 

まず、目に付いたルールが

3秒ルール

これは、サッカーでも

フットサルなどでみられる

秒数の制限ルールと同じですね。

 

バスケットボールにおける

3秒ルールとは、相手チームの

バスケット下の制限区域内に

3秒以上いると、

バイオレーションといわれる

反則となり、最も近い

エンドラインやサイドラインから

プレーを再開するということです。

 

これは、オフサイドのルールに近い

ですね。

 

いわゆる、待ち伏せ禁止ルールと

いったところでしょうか。

 

この3秒ルールが、

ゾーンディフェンスにあたえる影響は

なさそうな気がします。

 

サッカーでは、

ゾーンディフェンスから繰り出される

プレスディフェンスと、

オフサイドトラップ

セットで考えられるのですが、

バスケットボールでは

そういったことはなさそうに

思います。

 

 

金田伸夫の上達の道標 古武術バスケ ~得点力が飛躍的に変化する!オフェンスの章~ [KN0001]

 

 

バスケットボールにおけるゾーンディフェンス禁止は日本国における英語教育?

前回から

バスケットボールのゾーンディフェンス禁止が

どういった影響を子供たちに与えるかを考えています。

 

実を言うと

私自身が

サッカーで選手として
やっていたとき
一番楽だったのは、
マンツーマンディフェンスでした。

 

なにせ、
相手についておけばよいのですから、
あまり考える余地はありません。

 

もちろん、
敵のパスをよんで
インターセプトを狙ったりすることは
あったのですが、
ゾーンディフェンスのように
チームとして
連動して動くことにくらべたら
判断力というものは
そこまで
養われなかったと思います。


ゾーンディフェンスでなく

マンツーマンをやることで
フィジカル的な要素

とくに、体がぶつかる中での
バランスを取る力

そして相手との駆け引き

に関しては
能力がとても上がると思います。

 

そして、
結局は、個人の力が
重要であると思われますので、
マンツーマン

つまり、1対1の局面を多くする
練習はよいと思います。

 

しかし、
そのことをルール化
してしまうことは
少し違うと思います。


皆さんは、
英語を習ってきましたよね。

今も永遠と、昔と
さほど変わらない手法で
英語の指導がなされています。

そして、
数年間英語を勉強したのに
英語を話せない人が
たくさんいます。

これは、
英語という勉強のルールに
のっとって
勉強した結果
日本という社会において、
あまり結果がでていない好例です。

バスケットボールの
第二の英語とならないことを
祈るのみです。

 

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バスケットボールのゾーンディフェンス禁止 少年サッカーとの比較

バスケットの
ゾーンディフェンスを禁じることで
バスケットの技術能力があがるのか?

 

少年サッカーとの比較もしながら
今日も考えたいと思います。

 

とくに、
若年層において

そうした制限をもうけることが

よいのかどうか!


バスケットではなく、
サッカーにおいては、

よく、勝つためには

パスサッカーをするのがよいので、

むやみにドリブルするのではなく、

パスをしなさいと、少年サッカーにおいて

指導されることがあります。

 

しかし、勝負のためには、

この指導は残念ながら正解であることが

多いのですが、子供の将来をかんがえると

やはり、パスサッカーを
子供のころから
重視してしまうことで、
子供にとっての重要な判断力、


つまり、
その場面では、

1、パスがよいのか?

2、ドリブルがよいのか?

3、待つのがよいのか?


そういうことを
判断する機会をうばって

しまっていると
思われます。

 

ですから、
私がやってきた
少年サッカーの指導においては、
パスだけをやりなさい
ドリブルだけをやりなさい
といった指導は、
基本的にはやりませんでした。

 

もちろん
集中的にドリブル練習を重視したいときは
ドリブルのみを練習しますし、
パスを重視して練習したいときは、
パスばかりやります。

しかし、試合の中では、
ぜったいに、

 

「ドリブルだけ」

 

「パスだけ」

 

といった指導はしませんでした。


なぜなら、
繰り返しになりますが、
判断力を養う機会をうばうからです。

子供にとって、
パスしかするな

といわれると、
パス以外の選択肢をえらばなくてよいのですから
これほど簡単なことはありません。

 

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バスケットボール ゾーンディフェンス禁止?!

バスケットボールでは

ゾーンディフェンスが中学生年代より下では、

禁止ということを聞きました。

理由は、世界大会などで、重要となる

1対1の局面での強さが養われないからというのが

主な理由のようでした。

 

さて、こんな記事に気をひかれたのは、

少年サッカーでの

勝負にこだわるなら、パスサッカーをしなければ

チームとして勝つ確率はあがらないが、

勝負にこだわりすぎず、将来の

個ののびを意識するのであれば

パスばかりに頼るのではなく、

パスはドリブルや、なにもしない、

といった選択肢のなかのひとつということで

あるということを徹底して認識させるべきで

あり、ドリブルすることが

悪いことではないという、コーチもいれば

そうでないというコーチもいることに

似ている。

結局は、度合いの問題ということで

終わってしまう議論ですが、

世界や将来の目標を考えると

重要なことだと思います。

 

特に小学校や中学校は

体格もそうですが、サッカーのおいても

バスケットに関しても技術が一番のびる

時期です。

 

こういったときに、1対1につよくなるような

練習をしておくことは重要であると

考えます。

 

サッカーでは、

やはり、小学生年代では、

パスサッカーをすると

相手よりも勝つ確率があがります。

 

しかし、ゴール前などは、

勝負の観点からもそうですし、

相手チームの観点からたてば、

なるべく、ゴール前などでは

自分でドリブル突破をこころみるほうが、

パスをするよりも

厳しく感じます。

 

というわけで、

バスケットボールでは、

ゾーンディフェンスが禁止されるという

面白い現象がおきているのですが、

もうすこししらべて

ゾーンディフェンスをやめることが

究極の目的である

バスケットの世界大会で

優秀な成績を収めることに

つながるのかを検証したいと思います。

 

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